空前の肉ブームですね!いい肉食べてますか?
私たちは、おいしいお肉をいろんな店で食べることができてとっても幸せですよね!
特に、流行りの赤身肉は、お値段も手頃で、やわらかで、ジューシーで食べ応えがあって、肉の旨味も感じられ、本当に美味しいですよね!
松阪牛、近江牛、神戸牛、前沢牛、米沢牛…。
日本全国には数えきれないくらいの美味しいブランド牛がいて、全国どこに行っても美味しいお肉に巡り合う事ができます!
「日本に生まれてよかった〜!」
そう思いたくなるほど、世の中にはおいしいお肉で溢れかえっています。
しかし、新しいアイドルが次々と現れるように、赤身肉の世界にも、新たな「スター」がデビューしているのはご存知でしょうか?
その名も、経産牛(けいさんぎゅう)
まるで新聞のような名前の牛さんですが、赤身肉の新星として、今やテレビやネットで注目されている牛肉なんです。

赤身肉「経産牛」とは?
この投稿をInstagramで見る
こちらが経産牛。なんとも優しい目をしていますが、

経産牛とは、実は「ママさん牛」のこと。読んで字のごとく、お産を経験したママ牛の事。
子供を産み終わったあとに、半年ほど穀物中心のエサで再び育てることで、サシが少なく、濃い赤身のおいしいお肉になるんだそうです。
経産牛 VS 処女牛
「なぜ、出産後の牛なの?」
「出産前の牛の方がおいしんじゃない?」
一般的には出産前の若い牛、つまり「処女牛」のほうがおいしいと、よく聞きますよね。
そこんとこ実際どうなの?という事を、「味博士の研究所」で検証されていました。
経産牛と処女牛、2つのお肉を軽く焼き、味覚センサーを使い、それぞれの甘味、旨味、コクを比較し検証。
その結果、
全てにおいて経産牛が処女牛を上回るといった結果が出たそうです。

まさに「ママ牛最強説」が実証されたといった感じでしょうか。
しかしながら、世の中に出回っているほとんどのお肉が「処女牛」という現実。
というのも、経産牛は子供を産んだあと、一定以上の飼育が必要で、エサ代などの費用がかかるという理由から、経産牛を育ててるところが少ないんだそうです。

経産牛がおいしい理由
人間と一緒で、牛も出産時はものすごく体力を使い、出産後は栄養がなくなってしまいます。

そんなママさん牛をおいしくするために一番にこだわったのが、「炊きエサ」という栄養を吸収しやすいエサ。
しっかりと栄養を吸収させることができで、「経産牛」の赤身の旨味がより一層強くなり、さらに脂の旨味も加わって、旨味が蘇るどころかパワーアップするんだそうです。
またストレスのない大自然で育てることにより、処女牛よりも遥かに美味しくなる可能性が高いんだそうです。

経産牛は「フォトジェ肉」!
「経産牛」は、赤身の色がしっかり出るから、とってもSNS映えします!
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
どうですか?秒で食べたくなるくらい美しそうな肉質でしょ?
ちなみに、メス牛は筋肉質のオス牛に比べ、肉質がやわらかいのが特徴ですが、経産牛はさらにやわらか。

やわらかくって旨味があって、さらには映える。さすが美しきママさん牛といったとこでしょうか。
まとめ
今回ご紹介した経産牛。おさらいすると、
・経産牛は一度お産を経験したママさん牛
・栄養を吸収しやすい餌を与えて再肥育
・筋肉質のオス牛よりメス牛の方が柔らかい
・若いメス牛よりもママさん牛の方が柔らかい
・結果「経産牛」が最強に旨いんじゃないか説
飼育が大変なため、今後も市場に出回る事は少ないと予想されるけど、1129nikulabo(肉ラボ)でラクに購入する事ができるのは嬉しい限りですよね。
自分へのご褒美や家族への感謝の気持ちを「経産牛」に乗せて伝えてみてはいかがでしょうか。
一番下にある【コメントを書き込む】に感想や意見をいただけると、今後の記事クオリティアップやモチベーションに繋がります。
最後までありがとうございました。